團菊祭に行ってきました [海老蔵礼賛出張所]
歌舞伎座百二十年 團菊祭五月大歌舞伎
5月10日夜の部
午後の3時まで仕事で、ギリギリ歌舞伎座に駆けつけました。夜の部「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」通し狂言です。すでに足が痛くて、席についたときから睡魔に襲われていて、序幕の一場が終わった短い休憩時に寝ていたら、松竹座のお姉さんに膝を叩かれてビックリ。遅れてきたお隣さんを通してあげて、という合図でした。お隣さんは、一歳くらいの赤ちゃん連れだったのですが、菊五郎さんが何か言う度に赤ちゃんが「あーー」って言うのが可愛らしいの。台詞言ってるつもりなのかしら?それですっかり眠気もさめて観劇できました。赤ちゃんは無邪気だから、「あーー」って言うのをやめないので、ほんの5分か10分座っただけで遠慮して出て行かれました。どこかの席でちゃんと見られたでしょうか?
全然違う話しになるのですが、去年の年末の「吉井武道館」の時に、赤ちゃん連れの人がいて、もうすぐはじまるってのに赤ちゃんがすごく泣いてたんですよね。人ごとながらハラハラして、早く外に連れてあげればいいのに、会場のスタッフも注意せ〜よ、と思ってるまに、客電が落ちて大音響ではじまってしまいました。急に暗くなるし、聞いたことのない騒音(赤ちゃんにとっては)が鳴り止まないわで、すごく恐怖を感じているのでは??と心配してたんですが、結局どうすることもできず、これって虐待をスルーしたってこと?と、結構心にシコリが残ってたんですよね。日本は親のすることに知らんぷりな社会ですけど、隣近所のお客さんが注意してあげるとか、入場の際に断るとかすればいいのに。大人でもライブ終わったら、何か他人の耳みたいに感覚がおかしくなってるときがあるもんね。
…歌舞伎の話しでした。結局、昼間の仕事をひきずってしまい、あまり楽しく観劇できませんでした。他人の大失敗を目のあたりにしてしまい、感化を受けやすいタチの私は、自分の仕事もしくじるかも…とちょいブルーになっておったのですな。浜松屋宗之助の海老蔵さんは期待した役ではないけど、河竹黙阿弥の「白波五人男」を通しで見られるっていうのは楽しみにしてたんです。が、台詞のリズムや流れが期待はずれだし、一旦冷めると、「実は男だった」「実はグルだった」「実は血のつながった親子だった」とか言う歌舞伎でよくあるご都合主義が馬鹿馬鹿しく感じたりして。
がんどう返しって言うのでしょうか、立腹切った菊五郎さんを乗せた屋根がひっくりかえっていって、その下から極彩色の建物とともに團十郎さんがせり上がって来たり、舞台装置は面白かったです。海老蔵さんの役も、見てみれば、何故この役なのかがわかりました。でもおとなしい白塗りでおめめをパチパチしているボンの役なのでつまんない。海老蔵さんだから、弁天小僧みたいに「おうよ、オレ様もぬすっとよ。ハァ〜行儀よく座ってるのは疲れるぜ」とかいいながら本性出しそうに見えました(やってくれたらよかったのに)。
「雪の下浜松屋の場」の弁天娘は、菊之助ちゃんで見ると菊五郎さんがイイナと思い、菊五郎さんで見ると菊之助ちゃんの方が綺麗でイイナと思ってしまいます。菊之助ちゃんが35〜40歳くらいになって、美貌も残しつつ、図々しい感じも出せるころにじっくり拝見したいです。
最後は松緑さんの「三升猿曲舞(しかくばしらさるのくせまい)」。初めて見る演目。あまり感心せずに見てたんですが、衣裳を一枚脱いでからは盛り上がって楽しめました。
普段の幕間はiPod聴いたり、売店ひやかしたり一人でおとなしくしてるんですが、この日は鬱々としてたもんで、赤ちゃんと反対側のお隣さんに話し相手になっていただきました。時代小説好きのお嬢さんで感じの良い方。うるさく話しかけてすみませんでした。
5月10日夜の部
午後の3時まで仕事で、ギリギリ歌舞伎座に駆けつけました。夜の部「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」通し狂言です。すでに足が痛くて、席についたときから睡魔に襲われていて、序幕の一場が終わった短い休憩時に寝ていたら、松竹座のお姉さんに膝を叩かれてビックリ。遅れてきたお隣さんを通してあげて、という合図でした。お隣さんは、一歳くらいの赤ちゃん連れだったのですが、菊五郎さんが何か言う度に赤ちゃんが「あーー」って言うのが可愛らしいの。台詞言ってるつもりなのかしら?それですっかり眠気もさめて観劇できました。赤ちゃんは無邪気だから、「あーー」って言うのをやめないので、ほんの5分か10分座っただけで遠慮して出て行かれました。どこかの席でちゃんと見られたでしょうか?
全然違う話しになるのですが、去年の年末の「吉井武道館」の時に、赤ちゃん連れの人がいて、もうすぐはじまるってのに赤ちゃんがすごく泣いてたんですよね。人ごとながらハラハラして、早く外に連れてあげればいいのに、会場のスタッフも注意せ〜よ、と思ってるまに、客電が落ちて大音響ではじまってしまいました。急に暗くなるし、聞いたことのない騒音(赤ちゃんにとっては)が鳴り止まないわで、すごく恐怖を感じているのでは??と心配してたんですが、結局どうすることもできず、これって虐待をスルーしたってこと?と、結構心にシコリが残ってたんですよね。日本は親のすることに知らんぷりな社会ですけど、隣近所のお客さんが注意してあげるとか、入場の際に断るとかすればいいのに。大人でもライブ終わったら、何か他人の耳みたいに感覚がおかしくなってるときがあるもんね。
…歌舞伎の話しでした。結局、昼間の仕事をひきずってしまい、あまり楽しく観劇できませんでした。他人の大失敗を目のあたりにしてしまい、感化を受けやすいタチの私は、自分の仕事もしくじるかも…とちょいブルーになっておったのですな。浜松屋宗之助の海老蔵さんは期待した役ではないけど、河竹黙阿弥の「白波五人男」を通しで見られるっていうのは楽しみにしてたんです。が、台詞のリズムや流れが期待はずれだし、一旦冷めると、「実は男だった」「実はグルだった」「実は血のつながった親子だった」とか言う歌舞伎でよくあるご都合主義が馬鹿馬鹿しく感じたりして。
がんどう返しって言うのでしょうか、立腹切った菊五郎さんを乗せた屋根がひっくりかえっていって、その下から極彩色の建物とともに團十郎さんがせり上がって来たり、舞台装置は面白かったです。海老蔵さんの役も、見てみれば、何故この役なのかがわかりました。でもおとなしい白塗りでおめめをパチパチしているボンの役なのでつまんない。海老蔵さんだから、弁天小僧みたいに「おうよ、オレ様もぬすっとよ。ハァ〜行儀よく座ってるのは疲れるぜ」とかいいながら本性出しそうに見えました(やってくれたらよかったのに)。
「雪の下浜松屋の場」の弁天娘は、菊之助ちゃんで見ると菊五郎さんがイイナと思い、菊五郎さんで見ると菊之助ちゃんの方が綺麗でイイナと思ってしまいます。菊之助ちゃんが35〜40歳くらいになって、美貌も残しつつ、図々しい感じも出せるころにじっくり拝見したいです。
最後は松緑さんの「三升猿曲舞(しかくばしらさるのくせまい)」。初めて見る演目。あまり感心せずに見てたんですが、衣裳を一枚脱いでからは盛り上がって楽しめました。
普段の幕間はiPod聴いたり、売店ひやかしたり一人でおとなしくしてるんですが、この日は鬱々としてたもんで、赤ちゃんと反対側のお隣さんに話し相手になっていただきました。時代小説好きのお嬢さんで感じの良い方。うるさく話しかけてすみませんでした。







ワ~イ、tabuさまのご感想めっけ~っ!
お仕事の後でちとつらかったですね。憂き世を引きずったままの
tabuさまに赤ちゃんは神様のお使いだったかも。
あ~という愛らしくお声、くすぐったくも聞こえてくるような。
by かむろ (2008-05-13 21:52)
かむろさん、こんばんは!
出張にからめて行ったので、足代が浮いて節約になった
と思ったら、仕事を引きずってしまい
かえって勿体ないことをしてしまいました。
7月はきっちり楽しめるよう、万全の体制で行こうと思います!
by tabu (2008-05-14 22:29)