夏川結衣の不思議 [TV]
ずっと大西結花と勘違いしていた。ラテ欄で「夏川結衣」の字を見るたびセーラー服のスケバン刑事を思い浮かべていた。一字しか合ってないのに…(でも二人の歳は一緒だね)。そして私が夏川結衣を識別できるようになった時には彼女はもうオバサンになっていた。
ドラマ「人間の証明」で、本人と夏川結衣の名前が結びついた。美人だけどあか抜けない田舎者っぽさがあり、ワリと好印象。竹野内演ずる棟居刑事が神経質そうでうっとおしい役だったので、その明るさと健康さがドラマの中で効いていた。華奢というより骨太で、健康というより頑丈といった方がいいような体格で、やさしいけれど鈍感そうな女に見える。
辛かったり悩んでいたりすると、気づかって優しくしてくれるが根が鈍感なので何に悩んでいるかわからずトンチンカンな慰めかたをしそう。一応優しくしてもらえることで慰められるし、悩みの本質には気付かないから「弱味」を知られなくて済むし、辛さを共有するいらだちもない。気分にムラもなく、いつも正直で元気な毎日。そう、つまり彼女は「女房にしたいNo.1」。決して愛人にしてはいけません。耽美も頽廃もありゃしない。
…なのに、何故か「人間の証明」の後に見た映画(いや、公開されたのは「人間の証明」の前だけどTVで見たので)は病弱な役ばかり。「座頭市」では浅野忠信の病気の妻役だったが浅野の方がよっぽどしんどそうだったし、貧困の中で死んでしまう「壬生義士伝」でも夫の中井貴一の方が栄養足りてなさそうだった。本日最終回の「87%」でも乳癌の役で(これはまぁそんなにやつれることもないけど)「頑丈」を美人にしたような女優さんなのに、病気の役がキャスティングされるのが不思議。つい画面に「そんなはずないやろ!」とつっこんでしまいたくなるのであった。
宮沢りえのCMが不愉快 [TV]
ず〜っと昔、三井のリハウスの頃の宮沢りえは可愛かったし、とんねるずのバラエティ番組に出ていたのも割と好きだった。くったくなく、自分が可愛いことへの誇りも見えたし若さの傲慢さも見えかくれして、清潔さと一緒になっていい感じだったように思う。
今、宮沢りえのCMを見ると不愉快になる。資生堂フィーノは、自然体で日常を大事に、毎日の暮らしを大事にしよう→フィーノで髪を洗いましょう、という流れのいたって今ドキの「丁寧に暮らす」風潮を意識した嫌味のない内容になるはずが、いつも裏声で喋る宮沢りえが出ているおかげで、「今日を大切に♪」という歌が薄っぺらに聞こえる。元気で自然体なフィーノCMの中の宮沢りえの影に、不幸で惨敗感漂う中森明菜(同じくいつも裏声)と同じ匂いがプンプンする。
また、モッくん(って年でもないけど)と一緒に出ているサントリー伊右衛門のCMもさらに嫌い。流れるとまずチャンネルを変えます。「こうすればそれらしい綺麗なフィルムができるであろう」という頭でっかちで作られた感が強くて、全く感情移入できない絵だ。いくら芝居じたてとはいえ、どこかにリアリティーがないと。まるで綺麗な人形がCGで喋っているかのような存在感。もう30歳を過ぎているはずなのに、スカスカの人生しか表現できないの?はじめは、CMディレクターが悪いのかなとも思ったけど、フィーノでもまったく同じ感想をもったので、これは宮沢りえのパーソナリティなのだと悟った。
綺麗なだけの人形、これを見てなぜ私が不愉快にならねばならないのか?と考える。人形に意思はないが人間にはある。なのにそれを表現できない不幸、楽しくないのに楽しそうにしている嫌な感じ、痛ましさ等が不愉快にするのかも…。
理解できない [TV]
観客が入っているバラエティ番組で、例えば、大御所のコメディアンが持ちネタ(ギャグとか)をやったり、声優が高視聴率だった昔のアニメの声をやったり、モノマネ芸人が得意のモノマネを請われてやったりすると、「ギャー」というような過剰な歓声が飛ぶ。
ギャグはコントの中や会話の中でのしかるべき間(タイミング)で言われてはじめて面白いと思うのだが、ギャグのみ聞いて一体何が面白いのか理解に苦しむ。声優さんがアニメの台詞を言うのを聞いても、へぇとは思うが、大声をあげるほどの驚きがあるようには思わない。
公開番組を見に行ったことがないので、ひょっとしたら現場には独特のハイになるようなムードがあって、少しの事でも面白おかしく感じるのかもしれない。また、スタッフから「歓声をあげよ」とか「拍手をせよ」と指示があるのかもしれない。ただTVを見ている方から言えば、白々しくなんとなく気恥ずかしい気になってチャンネルを変えてしまうことになる。
公開番組に行って面白くもないギャグに笑ったり、二流や三流の芸能人の登場に沸いたりする観客の気持ちが理解できない。
タイガー&ドラゴン [TV]
少し前に「ハマっている」と書いた「タイガー&ドラゴン」が4月から1話完結の連ドラになると決まったそうで(「ウォッチ」で言ってました)うれしいです。メインキャストもそのままだそうなので、岡田くんや長瀬くんを眺めるのが楽しみです。
伊東美咲も出るようですが、クドカンの脚本は、女の子のいいところが出ないので損かもしれませんね。男の子のヤンチャぶりや馬鹿なところを可愛く書くのは上手なのにねぇ。結局添え物的に扱われるのか。
クドカンといえば「真夜中の弥次さん喜多さん」がクランクアップしたというニュースを随分前に聞いたので、そろそろ公開かと思うんだけど、なんだかタイミング悪く七之助さんがあ〜んな事件になってしまって。期待していたので、こっそり(恥ずかしいから)映画館に見に行こうかな、と思っているんですが、公開ちょっと延期にして舞台挨拶もちゃんとやってほしいですね〜。
<最近ちょっと気になること>
「池袋ウエストゲートパーク」の石田依良の露出が増えていると思いません?ふんわりカールした昔のアイドルヘアにハニワのような貧相な顔なのに、ミョ〜にスカした感じで出ていて気色悪りぃ。カメラの雑誌広告では「遠い目」でウットリしていたし。中山美保の旦那に続き、勘違い作家登場か!?と少し気になっています。
クドカンvs三谷幸喜 [TV]
海老蔵さんは別にして、このところ先日放送された「タイガー&ドラゴン」にハマってます。特に岡田君。長瀬君もいいけどさ。クドカンの脚本ドラマは、前に続けて見たらオチが実はゲイとかニューハーフみたいなのばっかりで「超つまんねー」感じで三谷さんのがいいかな、と思ってたんだけど、今回の「タイガー&ドラゴン」は「超おもしれー」でした。
どっちもTVドラマだけど舞台っぽいというかコントっぽいのが共通点かと思うんだけど、三谷さんは「新撰組」が期待外れで(近藤勇の人物設定、薄っぺらい〜)、クドカンの方は若い男の子のヤンチャでカワイイところ(と現代)がうまく描けてるところが好感。長瀬君は「池袋ウエストゲートパーク」の時もよかったけど、アレは原作のハードボイルドな雰囲気が殺されていて残念だった。岡田君はちょっと背が低そうだけど、顔の感じが吉井さんを彷佛させる男前で、よろしいな〜。あと、伊東美咲が綺麗だったけど案外存在感がなくて勿体なかったです。
今回のドラマですっかり私の中で株が上がったんだけど、クドカン、俳優としても活動するなら歯の矯正したほうがいい。非常に見た目が悪い。
SATC season6 [TV]
「Sex and the City」のseason6のDVDがまわってきまして、見ました。1〜4は既に見て、「season5は見る価値ナシだから見なくてよい」とのアドバイスに従って、5は見ておりません。サラ・ジェシカ・パーカーの来日を受けて昨年末に女性誌各誌がパブページを作ったので記事を見た方も多いのでは?好きなドラマなので感想など。
やっぱりトレンディドラマ(この呼び方もちょっと…)系の楽しみが大きい。ニューヨークに住む4人のファッション、ライフスタイルが面白い。モードなお洋服、消費の楽しみ、友人とランチでの情報交換、新しい店で夜遊び、ゲイの友人、パーティー、仕事、恋人etc.。ニューヨークの働く女性の中には、キャリーのように暮らさないと、という強迫観念にかられる人もいるそうな。また、主役のキャリー含む中心登場人物の4人が、みな中年であるというのも(それでまだ現役というのが)新鮮だし、同年輩なので親近感大です。サマンサ(大好き)は45歳だし、他は38歳の設定。まあ、みなさん若作りだけど寄る年波には勝てないって感じなんですがね。
で、今回のseason6が最終seasonで、4人の生き方にある程度の(幸せの)方向性が示されてハッピーエンドでありましたが、見終わってサマンサとミランダはハッピーエンドを感じたんですが、キャリーとシャーロットには感じませんでした。
サマンサ…仕事も順調(多分)で美形でイイ体のすご〜く年下の俳優スミスとつきあってて、しかもサマンサに一途(?)な素直なかわいいコ。乳癌にはなったけれどかえって二人の仲が深まり、スミスは恋人に昇格。キャリアをもつ女性の憧れの生き方ですな。経済基盤が確立されていて、若い女からもうらやましがられるグッドルッキングな恋人がいて浮気しようともしない。これは、キャリア女性のおとぎ話。スミスと出会ってから生き方を変えることになったけれど、それについては自分で内省して決断した感があり、気持ちいいです。サマンサが一番好き。
ミランダ…仕事も順調(?多分。先はわからないけど)で、スティーブとの復縁もめでたく果たし(あのスポーツドクター格好よかったけど)結婚。学歴や地位などより(それは自分が持っている)、人柄良く優しく家のことを喜んでしてくれる男を選んだ。子どもの教育や介護などこれからの問題も提示されたが、ミランダ夫婦には十分問題解決能力アリと見た。スゴロクでいうアガリ。
シャーロット…いろいろあった末優しい亭主をゲット。旦那は二枚目ではないけどカップルとしてのバランスはイイ感じ。ただ、不妊に悩んでおり最終的に養子を迎えることになる。何故子どもが欲しいのかがよくわからず、将来子育て中に起きる問題を解決できないのではないかという危惧が残り(自分を責め、夫を責め、子どもを傷つけそう)、ハッピーエンドに思えなかった。
キャリー…好きなドラマの主人公がキライなんて変な感じ。一番感情移入できない。馬面というのを差し引いても。どうも他力本願の恋愛至上主義というのが気にくわない。ロシア人のアーティストとゴタゴタしたが、結局ビッグとくっついた。38歳の中年なのにキャピってるところが見苦しい。タイプとしてはロシア人の娘の方が好感。結局、この先もビッグがそう変わるとも思えないので、自分の思ったようにいかないとヒスを起こしてそうな予感。相手にこうして欲しいという押し付け感(口に出さなくても・我慢していても)に不幸の影を見る。
なんてな感想を持ったわけですが、結局、サマンサとミランダは「自分の意志」が強く見えたので先々恋人が別れて行こうが介護の苦労がもっと増えようが自分の力でなんとかできそうな余韻があり、シャーロットとキャリーは他者からの問題(子どもの非行・病気や亭主の浮気など)で潰されそうな印象をうけて、ハッピーエンドじゃないな、と思ったのでした。






